映画「劇場版 怪談レストラン」(秋の夜長に怖いMOVIES②)
秋の夜長特集☆
(((((( ;゚Д゚怖)))))=怖い (笑 ̄∇ ̄)ノ=面白い …(´Д`驚)…!! =ビックリ (艸□`*泣)=泣ける
秋の夜長にこわ~い作品をご紹介。
といっても、最近は怖いはずの設定だけど泣ける話やほのぼのした話っていう作品も増えてるよ。
劇場版 怪談レストラン [DVD] (2011/01/28) 工藤綾乃、森崎ウィン 他 商品詳細を見る |
製作年 2010年
製作国 日本
配給 東映
監督 落合正幸
出演
工藤綾乃
西村雅彦
田中卓志(アンガールズ)
日本を代表する児童文学者の松谷みよこ氏の近年の代表作のひとつ。
シリーズ累計800万部を売り上げているという大ヒット作が原作となっている推理アドベンチャー。
お話は、住民が突然姿を消してしまうという山桜市。
死神からのメールに返信をしないと連れ去られてしまうというのだ!!
そんなある日、中学生のハル(工藤綾乃)の妹、小学生のマイが行方不明になってしまう。
カイタン(怪奇現象専門の探偵)との異名を持つハルは、妹のマイを救うために調査に乗り出すのだった。
第一の被害者の少年・リュウの友人のカオル、カオルのクラスメートの少女ジュンと共に、不気味な廃墟の洋館、通称「怪談レストラン」に向かう…。
映画の印象と感想
ハルを演じるのは、全国国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた工藤綾乃。
アニメ、CG、実写の融合とのキャッチコピーだが、実態はアニメパートと実写パートにくっきりと分かれていて、この内容で“融合”とまで呼ぶのはちょっとズルいような気がする。
冒頭のアニメパートは約10分。
ここでは死神メールについてのざっくりとした説明。
その後、怪談レストランの支配人こと闇のギャルソンがレストランについて解説するが、唐突に実写になるので唖然!?
物語はバイオリンが得意なカオルが重要な鍵を握り、怪談レストランから死人の町へと誘われ、死神とその悪意の正体を暴いていくのだが、シリアス度は極めて低く、演出はライト感覚。
ドタバタ喜劇のような、楽しいお化けを見ていると、文句を言う気も失せてしまう。
ただ、死神が携帯の写メを使って闇の世界へと人々を引きずりこむ設定に、イマドキ感が漂っているのは、ちょっと面白い。
エンマ大王や占いガラス、解剖模型などのお化けがにぎやかに登場するが、髪が伸びるおきくちゃんは、意外な形で活躍する。
とりあえず伝統ある東映アニメーションが製作していること、「感染」「シャッター」などの本格ホラーを手掛ける落合正幸が監督を務めていることを付け加えておくが、あくまでも子供向けで、TV感覚で気軽に楽しむ作品だといえる。
ただ、映画はイマイチだったけど、原作は好きである。
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