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@ Cinema Port

こころにひびく映画紹介

「映画になった漫画」02…自虐の詩

マンガは絵があるだけに原作と映画の登場人物がどれだけ似ているのか比べてみるのがおもしろさのひとつ。

なかにはマンガをそのまま実写化したような完成度の高い作品も!

マンガならではのデフォルメされた表情が、映画でどう描かれるのかも見どころ。

近年の話題作から誰もが知っている懐かしの名作まで、

原作と映画ともに魅力的な作品を、ブック&シネマラバーである2人と、当ブログの百合男子・うさタク君の独自の目線で順次セレクト!




今回のレビュー担当は…

02
Arika報告書y0001おすすめまずは原作本から…
 自虐の詩業田良家(著)

自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト) 自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)
(1996/06)
業田 良家

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自虐の詩』(じぎゃくのうた)は、業田良家による日本の4コマ漫画。

週刊宝石』に1985年1月4・11日合併号から1990年8月2日号にかけて連載された。

単行本は光文社コミックスから全5冊、それらを「幸江とイサオ」シリーズで再構成したハードカバー版全1冊、さらにそれを上下巻にした竹書房文庫版がある。

2007年には、「幸江とイサオ」シリーズをすべて収録した、愛蔵版上下巻が発売された。

STORY
仕事もせず、横暴で怒るとすぐにちゃぶ台をひっくり返したり、金をせびるばかりのろくでもないイサオと彼にベタ惚れでそれに従う幸江、といった構図のギャグが中心だったが、中期以降幸江の子供時代の回想が増えてくるとしだいにストーリー4コマとなっていき、幸江の小学生編・中学生編を経て最終回に突入していくドラマチックな展開は「泣ける4コマ」として定番になっている。

実写映画化

自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD] 自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
(2008/03/14)
西田敏行中谷美紀

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2007年10月27日公開。

舞台は原作の東京から大阪の下町に変更されている。

キャッチフレーズは、「お母ちゃん,私はいっづも不幸でした」

あらすじ
子どものころから不運続きの幸江(中谷美紀)は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオ(阿部寛)に健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。

【役名/キャスト】
森田幸江/中谷美紀(中学生時代:岡珠希)
葉山イサオ/阿部寛
森田家康/西田敏行
あさひ屋マスター/遠藤憲一
熊本さん/アジャ・コング(中学生時代:丸岡知恵)
熊本さんの夫/Dante(ダンテ・カーヴァー
藤沢さん/加藤瑠美
美和子/名取裕子
森田秋子/佐田真由美
組長/竜雷太
福本小春/カルーセル麻紀
小春の夫、訪問販売の男/斉木しげる
難波警部/ミスターちん
船場巡査/金児憲史
喫茶店主/Mr.オクレ
中学時代の担任/半海一晃
ポン引き/島田洋八
新聞販売店店主/蛭子能収
中年男/松尾スズキ
あさひ屋の客/業田良家(原作者)

【スタッフ】
配給:松竹
製作総指揮:迫本淳一
製作:松本輝起、遠谷信幸、高橋一平、久松猛朗、島本雄二、渡辺純一、平林彰、長坂信人、山崎浩一、喜多埜裕明、大下勝朗
エクゼクティブ・プロデューサー:北川淳一
原作:業田良家自虐の詩
脚本:関えり香、里中静流
プロデューサー:植田博樹、石田雄治、中沢智
アソシエイトプロデューサー:今川朋美
撮影:唐沢悟
美術:相馬直樹
照明:木村匡博
録音:鴇田満男
編集:伊藤伸行
音楽:澤野弘之
装飾:田中宏
映像調整:吉岡辰沖
スクリプター:奥平綾子
助監督:白石達也
制作担当:山崎朝也
スタイリスト:市井まゆ
衣裳:富樫理英
ヘアメイク:細川晶子
音楽プロデューサー:志田博英
音響効果:小川広美
VFXスーパーバイザー:野崎宏二
アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太
監督:堤幸彦
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作:「自虐の詩」フィルムパートナーズ(SDP、松竹、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン竹書房衛星劇場電通、スカパー・ウェルシンク、日本出版販売、オフィスクレッシェンド、パルコ、Yahoo! JAPANエイベックス・エンタテインメント

♪テーマソング
主題歌:安藤裕子「海原の月」(avex entertainment/cutting edge
挿入歌:関山藍果「I love you」(『自虐の詩 オリジナル・サウンドトラック』収録、ユニバーサルミュージック

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Arika注目1hギャグで始まり、感動で終わる人生賛歌!
原作は4コマのギャグマンガ。けれど、読み進めるうちに大河ドラマのような壮大な展開になるんです。映画でもそれが踏襲され、最後はとても感動的!
幸江の過去が明らかになるにつれ、その悲しすぎる境遇とイサオの愛に思わず涙してしまうのは原作・映画両方に共通しますね。また、ギャグと思わせつつも生きることの素晴らしさをテーマにしている。幸江同様、薄幸な幼馴染みとの、女同士の友情にも共感できました。