@ Cinema Port

こころにひびく映画紹介

洋画『氷の微笑』

■最後まで犯人がわからない!?

1992年に洋画興行成績3位を記録した話題作。すさまじいまでのバイオレンス描写とセックス描写で一大センセーションを巻き起こした。原作は『ベイシック・インスティンクス(基本的本能)』。基本的本能のおもむくままに凶行を重ねる殺人犯(凶器はアイスピック)と、事件を追う刑事。容疑者のひとりは美しくセクシーな小説家。事件はかつて彼女が書いた小説と同じように進んでいく。やがて彼はこの危険な美女に魅せられ、深い関係に堕ちるが…。主演はマイケル・ダグラスシャロン・ストーン、そしてこれがデビューのジーン・トリプルホーン。強い女大好き!バイオレンス大好き!のバーホーベンならではの危ない映像が全編を支配する。脚本は『白と黒のナイフ』、『ミュージック・ボックス』のジョ―・エスターハウス。彼には映画史上最高の300万ドル(!)の脚本料が支払われたという、巨額を投じた対策でもある。見どころは、ヒロインのシャロン・ストーンのイノセントな悪女ぶりに注意! これぞ”氷の微笑”ともかく怖いっ。かなりセクシーなシーンが多いので覚悟して見るべし!

 

 

 

ジャンル:サスペンス/ミステリー

製作国:アメリカ

製作年:1992年

初公開日:1992年6月6日

上映時間:128分

 

 

出演: マイケル・ダグラスシャロン・ストーン、ジョージ・ズンザ、ジーン・トリプルホーン、 レイラニ・サレル

監督: ポール・ヴァーホーヴェン