@ Cinema Port

こころにひびく映画紹介

洋画『JFK』

■21世紀の現在も謎が残るケネディ大統領暗殺事件。

20世紀最大の謎の真相に迫ったオリバー・ストーンの衝撃の問題作!

 

全世界が震撼した1963年11月のケネディ大統領暗殺事件を、最も真相に近いと言われる解釈でO・ストーンが映画化したポリティカル・サスペンス。オズワルドという男の単独犯として処理されたケネディ大統領暗殺事件。だが、地方検事のジム・ギャリソンは事件に矛盾と疑問を抱き、独自に調査を開始するが……。

オリバー・ストーンは監督としてものを作るというよりはプロデューサーとして機を見るに敏な人なので、私はあまり好きではないけれど、でもケビン・コスナーという当時一番の俳優を使い、「アメリカ当局がいろいろいうけども関係ない。俺が歴史を作るんだ」といわんばかりの感覚っていうのはたいしたもんだと思います。ケネディの暗殺を『ダネディの熱い日』みたいに真正面から検証しないで、オブワルドとかかわりあった人間たちを一介の地方検事が調べることでうたいあげていくアプローチのうまさ、いいたいことを全部いってしまったすごさ。なんだかんだいったって、手口の上手さ、旬を逃さないという目利き全てやり手!

 

 

 

 

ジャンル:サスペンス/ドラマ

製作国:アメリカ

製作年:1991年

 

出演: ケビン・コスナー, シシー・スペイセク, トミー・リー・ジョーンズ, ジョー・ペシ, ゲイリー・オールドマン

監督: オリバー・ストーン