@ Cinema Port

こころにひびく映画紹介

邦画『カラスの親指』

■どん底を生きてきた者たちの一発逆転劇

道尾秀介の傑作ミステリーを映画化。ひょんなことから共同生活を始めた凸凹サギ師コンビと若者3人が、自らの過去と決別するために実行した、一世一代の大計画とは? 巧みな伏線、先読み不能な展開に最初からほれ込まれる。悲しい過去を背負いサギ師になったタケ(阿部 寛)と、成り行きで相棒となった新米サギ師テツ(村上ショージ)のサギ師コンビをはじめ、配役の妙が群像劇としての面白さを際立たせた。大どんでん返しの後、人の温もりを感じる一作。

衝撃のラストには、衝撃のウラがある。

ラスト20分で明かされる驚愕の真実を、あなたは見破ることができるか?

 

 

 

ジャンル:サスペンス/ミステリー/コメディ

製作国:日本

製作年:2012年

初公開日:2012年11月23日

 

 

≪出演≫

阿部 寛

村上ショージ

石原さとみ

能年玲奈

小柳 友

鶴見辰吾/ユースケ・サンタマリア/なだぎ武/古坂大魔王/ベンガル

 

原作:道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb』(講談社文庫)

監督・脚本:伊藤匡史(『楳図かずお恐怖劇場 絶食』)

音楽:林 祐介 Sightow/イメージソング:泉 沙世子『スクランブル』

制作:ジャンゴフィルム/制作協力:日活