@ Cinema Port

こころにひびく映画紹介

洋画『プレイタイム』

■お洒落なセンスとユーモア溢れる脚本で、本国はもちろん日本でも絶大な人気を誇る作品。

 

『プレイタイム』は、機械文化に毒されたパリの街でのお話。

この作品のためにタチは「TATI VILLE」という都市を実際に造営した。

おかしな近未来都市で繰り広げられる長閑なユーモア。

例によって殆んど台詞はなし、奇妙な「ブーン」というノイズがBGMになっている。ロータリーのラストシーンに向かってなだらかな上昇曲線を描く作りは見事という他ない。いずれもセンス抜群です。

 

 

 

出演: ジャック・タチ, バーバラ・デネック, ジャクリーヌ・ル・コンテ

監督: ジャック・タチ